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20121207

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[コメント:]

箕(み)なんぞ今では農家さんでも見なくなりました。

あってもオレンジのプラスチックやPPバンドで編まれたもの。

昨日、仕入れのため宮城県へ行った際に見つけてしまいました。
mi1.jpg
農家さんであればご存知の箕ですが、

穀物類の殻やゴミを取り除く道具です。

それだけでなく僕のばあちゃんは、選別・調整・運搬までにも使っていました。


ここらで見られた昔の箕といえば

柳や籐にへぎ板や割り竹をむしろ状に編んだもの。

それでさえ見なくなったというのにこれは・・
mi2.jpg
横に篠竹、縦に桜皮というものなのです。

これに似たくずかごは宮城で見たことがありますが、

箕があったことに驚き、miNcaに来たというわけです。



なぜ、このようなモノに自分が惹かれるのか?

たまたまなのですが、箕についていくつか文献を読んでいる途中での

出会いでしたので書きたいと思います。

箕は日本書紀にも出てくるそうで古くから使われていた道具だそうです。

農具としての用途のほかに、神供の容器だったり呪術や儀礼などの

用具としても使われていたりと興味深いのです。

父親の厄年に生まれた子どもは箕に入れていったん捨て子にするとか

丈夫に育たない子は、箕の中に入れて辻に捨て

丈夫な子どものいる人に拾ってもらって育てると良いとか

子どもが歩き始めたら餅を背負わせて箕の中に立たせ健康を祝うなど

子どもは他界からやってくると信じ

箕はその他界と通じていると考えられていたそうなのです。

さらには、

同年者が亡くなったら箕をかぶり死の感染を防ごうとしたり、

山へ行き病いにかかったら家に入らないうちに箕で扇げば治るなど

箕を通じその力に守ってもらおうと考えられると知り

ただの農具ではなく、他界とつながる道具であり

未知なるチカラでより良い暮らしを実現するのに

必要不可欠なモノ。

こんな事を知らなくとも箕に惹かれた理由は

きっと他界との深いつながりと遠い記憶が

そうさせているんだと思っています。








箕には『守る』が込められています。








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