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20120923

ネズコ(黒桧)の曲げ輪

[カテゴリ:入荷情報]
[コメント:]

miNcaより車で高速を使っても約7時間、

福島県南会津郡桧枝岐(ひのえまた)村に行ってきました。


どうしてもmiNcaに置きたかったのはこちら。
036.jpg
ネズコ(黒桧)の曲げ輪です。

秋田県人ならすぐに大館のまげわっぱを想像すると思いますが

ココ桧枝岐にも存在します。

この地方は奥深い山林で、山を生活の場として山で働く人をヤモード(山人)

とも呼んでいます。

檜枝岐村は平地が少なく周囲を山林に囲まれていたため、

古来より林業が最も大きな産業。

水田が無く山の斜面を焼き払って焼畑農業で雑穀栽培が行われていて

米が実らないため、米をはじめとする生活必需品を購入するため、

木製品を生産してこれを現金化して充てていたそうです。

桧枝岐の曲げ物は豊富な山林に自生するネズコ(黒桧)を使用し

水桶、メッツ(弁当箱)、柄杓、オボケなどの生活用品の生産をしています。

今では技の継承者も少なく作れる数もごくわずか。
d1.jpg
雪深い奥会津では積雪が秋田のそれをはるかに超えます。

積雪期の村民の手仕事として生産されているため、

大館みたいに会社や専業で作られているわけではなく

立派な設備もありません。

単板をしごいた跡や桜皮を通した時のキズもあります。

僕は、それがとても美しく感じるのです。

もちろん、柔かめのご飯でもお昼ごろにはネズコが吸湿してくれて

美味しく食べられますし、ヒノキの香りがプラスです。

山仕事のひと休みを思わせてくれるステキなメッツです。

そのほかに桧枝岐の村民手作りの木工品やイワシバのざっくりとした

編み巾着も入荷しています。



ネズコも無くなり、いずれはスギに移行するかもと聞きました。

であればますます貴重なモノになっていくわけです。

ただ救いは若い後継者が一人現れたそうで、

商品に出来るまでには数年かかるそうですが

絶やさずに残していってもらいたいと強く思います。





桧枝岐村には『山人』が込められています。







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