20120217

フクロウと猫

[カテゴリ:店日記]
[コメント:]

先日、80歳のおばあちゃんのお客様が来店された。

店内をゆっくりと杖をつきながら店内を一周。

そして、以前お客様から頂いたフクロウを所望された。

これは売り物ではない旨を説明し、一度出口へ向かわれたが

どうしてもご自宅に飾りたいと戻って来られた。

まさか売るわけにいかない。

なので、気持ちよく持っていってもらおうとプレゼントした。

ここからが大変だ。

どうしてもお金を置いていくと聞かない。

こちらは頂戴するわけにはいかない。

また来た時に何か購入していただければ良いと言ったら

ハッと何かを思い出したかのように湯呑を割ったからと

湯呑を購入頂いた。

有難い。

本当に有難い。

きっと割ってはいないのだと思う。

そこまでのご厚意を見せられて

断ることは失礼に値する。

miNcaの店主、度量がないぞと値踏みされてしまう。

お互いが気持ちよくなれる方法で解決した。

だが、ここからがもっと素敵な話だ。

折角、頂戴したものを人にあげてしまった後ろめたさが私に残る。

ちょうど、次の日フクロウを頂いたお客様が来店した。

開口一番その旨を説明したら

今日来店し、「欲しい方がいたらあげて下さい」とこうだ。CA3F0433.jpgたくさん持って来てくれた。

こんな心優しい方々と接点を持てただけでも財産だ。

見返りなど求めない無償の愛である。

お金など何の価値があるのだろうか?

利益とはお客様の喜びの分だとわきまえているが、

究極は利益など必要ないのだ。

心を満たす喜びがあればあるほど生きる力になり

明日への希望につながる。

やはり日々勉強だ。

生きるコトそれは素晴らしいコト。

人生の先輩、二人に教えて頂いた。


日常には『プライスレス』が込められています。

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