ご存知の方もいらっしゃると思いますが、本日秋田魁新報大曲北販売所発行の
『さきがけpoint』に掲載になりました。
それを読んでいただいた工芸品を作られる御年88歳の方が朝一に来ていただきました。
そして、何と取扱いしてほしいとお預かりしたのがコレ!
表
裏
けら(蓑)です。
県知事賞や大曲市長賞に何度も受賞した作品です。
繊細です。表には木の皮・麻・海藻と装飾も施されています。
民族資料館や郷土博物館などでの展示でもここまで素晴らしいのはあまり見たことがありません。それに新品。
私の勝手な独自調査では、東北地方でこれを編めるのは、もはやいないと思います。
もしかしたら、横手の増田町にはまだ伝わっているかも・・・
材料から全て自分で調達のため、今はもう山にも入れないので編まないそうです。
持っている最後の作品だろうと思います。
実用に使うも良し。飾るも良し。編みたい方の手本にも良し。
二度と出ない一品になると思います。価格はお問い合わせください。
けら中・小もあります。「幸福」の部分は綿の手織りでご自分で編んでます。
さんぺいもお預かり。
他に、へどろ・草履・はばき・しんべいもありますよ。
藁工品好きな方は是非!
悲しいことにこの方の技を継承している人はいません・・・
荒物には日本の『原風景』が込められています。
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おぉ!素晴らしい!!
そして美しい!!
継承者がいないのは本当に残念ですね。
芹沢銈介作品の本物ですね。
>ゆさん、そうなんです!美しいんです!
是非、生で見に来てください^^
そして、編み方を覚えて下さい。